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(新)Vimを+kaoriya(さらに +lua)でビルドする on Linux Mint/CentOS6

以前、Vimを+kaoriya(さらに +lua)でビルドする on Linux Mint/CentOS6という記事を書きましたが、ずいぶん前にVimがリポジトリをBitbucketからGithubに移行したことで、手順が少々変わりました。
今回は以前の記事とかぶる部分もありますが、最新のVimのビルド手順を書いてみます。

Vimのソースを取得する部分とパッチを合てる部分以外は、前回の記事と同じなのでそちらを参照していただくということで。

Mercurialが不要に

以前の手順では、MercurialをインストールしてMQ拡張を使ってパッチを合てていましたが、VimがGithubに移行したことで、Gitだけでよくなりました。もちろん、.hgrcを作る必要もなくなりました。

Vimソースと香り屋パッチをGithubから入手する

MercurialではMQ拡張でパッチを合てており、Vimリポジトリとパッチリポジトリをセットでcloneしてくるような手順でしたが、今回は別々にcloneしてきます。

実はhttps://github.com/koron/vim-kaoriyaというリポジトリがあり、これを使わせていただけばもっと簡単にできるようなのですが、なにぶんGitのサブモジュールってやつをよく理解していないので、別々にcloneしてきてビルドする手順をとりました。

やることは単純で、普通にgit cloneするだけです。
以降、$CLONE_DIRはVimソースとパッチリポジトリをcloneするディレクトリを指します。

$ cd $CLONE_DIR
$ git clone https://github.com/vim/vim.git
$ git clone https://github.com/koron/vim-kaoriya-patches.git

guiltをインストールする

パッチを合てる前に、Gitのパッチ管理ツール guilt をインストールします。
Gitのパッチ管理ツールは他にもあるようなのですが、調べてみるとどうやらguiltがデファクトスタンダードなようです。

$ git clone https://github.com/koron/guilt.git
$ cd guilt
$ make install

ソースとパッチのバージョンを合わせる

git logでログを見て合わせてもいいのですが、もっと手っ取り早い方法があります。
https://github.com/koron/vim-kaoriyaをブラウザで開いて、ファイル一覧の

  • patches @ xxxx
  • vim @ yyyy

という部分を見ます。xxxxの部分がパッチリポジトリのハッシュ、yyyyの部分がVimソースリポジトリのハッシュです。これを見ながら

$ cd $CLONE_DIR/vim
$ git checkout -b kaoriya-7.4.884 xxxx
$ cd $CLONE_DIR/vim-kaoriya-patches
$ git checkout -b 7.4.884 yyyy

でOKです。チェックアウトするついでにブランチを切っています。ブランチ名は適当でいいですが、私はビルドするVimのバージョンにしています。

パッチを適用する

まずVim側のリポジトリでguiltの設定を行います。

$ cd $CLONE_DIR/vim
$ git config guilt.patchesdir $CLONE_DIR/vim-kaoriya-patches

本来なら、この後でguilt initするようなのですが、そうするとパッチリポジトリにkaoriya-7.4.844というディレクトリが作られます。guiltはブランチごとにパッチを管理する仕組みになっているためです。
作られたディレクトリの中は空なので、そこにパッチファイル一式をコピーしてやればいいのですが、何となくスマートじゃないように思えたため、シンボリックリンクを作ることにしました。

$ cd $CLONE_DIR/vim-kaoriya-patches 
$ ln -s master kaoriya-7.4.884    # ここはVim側のブランチ名に合わせる

ここまでやったら、あとはパッチを合てるだけ。

$ cd $CLONE_DIR/vim
$ guilt push -a

あとは configure & make & make install

この後の手順は以前の記事と同じです。

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Name: よーすけ

Short Bio:

主にPHP開発をやってる社内PGです。

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