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システム屋の生態〜この仕事してるとよくあると思う10のこと〜

「システム屋の生態」というより「私の生態」みたいな内容なのですが、システム関係の仕事に就いてからこれまでに気付いた、システム屋の性質を列挙してみました。
特にランキングとかではなく、思い付いたままに書き並べております。共感してもらえるものはあるでしょうか。

1. ゲームプログラマが羨ましくなる

ゲームの世界には「バグ技」と呼ばれるものがあります。初代のマリオブラザーズで、隠しルートを通って土管に入るとステージをすっとばせるのも、一種の「バグ技」に分類されるようです。でもあれはバグじゃないと思う。
たいてい、開発側が動作確認のために用意した仕組を利用したものなのですが、中にはどう考えてもバグとしか思えないものもあり、ゲームのバージョン(※)により修正されていたりします。
これらの「バグ技」は雑誌などで紹介され、スピードクリアの記録樹立のために必須になったり単純に笑える動きをしたりと、バグと呼ばれるわりには喜ばれる、むしろ愛されているくらいです。
業務システムでは、バグ(もしくは不具合とも呼ばれる)は悪でしかなく即座に修正依頼が来たりしますので、バグをネタにできるゲームが少し羨ましくなります。(まぁ笑って済ませられる程度のバグだからネタにできるのでしょうが)

(※)ご存知の人もいるかと思いますが、ファミコンとかのゲームソフトにも「バージョン」が存在します。発売から一定期間が経過し、追加で入荷されたような場合に、初期ではあったバグが修正されていたりします。書籍の増版で誤字が修正されている、みたいな感覚でしょうか。

2. ゲームに対して内部仕様に文句を言い始める

個人の好みで大きく評価が変わってくるかと思いますが、誰もが認める「クソゲー」も少なからずあります。その多くは、ストーリーやBGM、キャラデザインなどの、表に出ているものに対する文句です。
しかし私の場合、自分でプログラムを作るようになってからというもの、ストーリーは二の次で「操作性」の方が気になるようになりました。「この項目の並び順は何だ」とか「キャラ移動の精度が悪い」とか「ロードが遅すぎる」とか。
ただ、ゲームプログラマがどのくらい苦労して作っているかも分かるようになり、あまり大きな声で文句を言うこともできなくなりました。

3. 情報漏洩のニュースを見るとドキドキする

年金機構のあれとか、ちょくちょくニュースで流れる情報漏洩。一般の人は「ネット怖いわー」とか「自分の情報は漏れてねぇよな・・・」みたいなリアクションだと思いますが、私はその類のニュースを見るたびに、「次に狙われるのがうちの会社ではありませんように!」と祈ったり、「あの部分のセキュリティってどうしてたっけ・・・」と記憶を辿ったり、普通の人の8割増くらいでビビってます。でも寝たら忘れます。

4. 一般的になったと思っていた専門用語が一般的じゃなかった

よく使ってしまうのは「デフォルト」。「全部デフォルトでいいよ」とか「あぁ、そりゃデフォでしょ」みたいなのを会話内で普通に使ってしまう。それで通じることも多くなったのですが、そういう用語に疎い方もまだまだいらっしゃいます。
ちなみに私の妻がそういう人です。「デフォルトで」と言ったら「日本語で言って」と言われました。正しい返しだと関心しました。
「デフォルト」に比べたら、「コピペ」の方がまだ一般的でしょうか。でも日常会話で使われる「コピペ」って、悪いイメージのことが多いと思うのは私だけでしょうか?

5. DAI語が別の意味になる

DAI語をご存知ない方はググっていただくとして。ボーっとテレビを見てても、いきなりDAIGOが「SMTP」とか言うと、なぜそのタイミングで Simple Mail Transfer Protocol が出てくるのか、分かっていても一瞬考えてしまいます。
そうそう、知ってましたか皆さん。「MFC」って Microsoft Foundation Class じゃなくて Mahjong Fight Club(麻雀格闘倶楽部)のことらしいですよ。知らんし。

6. 他人のPCを使うと素人になる

PCを仕事で使っていると、自分がやりやすいようにどんどんカスタマイズしていきます。業務の効率を上げることはデキる男の最低条件ですので、どんどんやっていただきたい。
しかしそれは、自分のPCがどんどん「自分だけのPC」になっていくことを意味します。そして、他の人もやはり「自分だけのPC」を作っていくわけですから、会社で同じ機種を一括購入していたとしても、比較すると「最初は同じ状態だったとは思えない、むしろメーカーから違うのでは」となります。
そんな状態ですので、自分のPCの中でなら呼吸をするかのように仕事をこなしていくAさんも、何かの理由でBさんのPCを使い始めた途端に操作がたどたどしくなり、一気に素人になります。特に、Vimのようなカスタマイズ性の高いエディタを使っているこだわり派の人に多く見られる現象です。
キーボードやマウスが違うだけでも操作感って違うんですよね。 PCに詳しい人を家に呼んで自分のPCを何かしてもらう際、キーボードを叩く指がやけに迷ったりしてて、「こいつホントに大丈夫だろうか」と不安になった経験はございませんか?自分のテリトリーでなければその程度なんですよ。
ちなみに私は英語配列のキーボードを使っていますので、他人のキーボードを使うと確実に記号の位置が分からず指が迷子になります。記号どころか、普通に文章を打つのも怪しいですよ。SKKなんていうマニアックな入力方法を愛用しておりますので。

7. 「あとちょっと」からが長い

気合いを入れて仕事を進め、さてあと2割くらいだなと思ったら、そこからが長いことが多いです。思いもよらぬ仕様の穴が見つかったり、微妙に面倒な仕様変更が入ったり、急ぎめの割り込み対応が入ったり。ゴールまでの道のりを邪魔する何かが入ってくるのは、なぜか「あとちょっと」の状態になってからのような気がします。

8. PCのことなら何でも分かると思うなよ

システム系の仕事をしている=PCに強い=WordとかExcelにめっちゃ詳しい。
こんな勝手な法則が蔓延しちゃいませんか。実際そんなことはないのに。Excelを使う頻度はそこそこ高いようには思いますが、かといって詳しいという程でもないのです。マクロ組むにもまず調べるところから始まりますし。ぱっとできるのは、せいぜい数式作って集計するくらい。Wordなんてほとんど使わないので、何か書類を作ってくれと言われても、大して凝ったものは作れませんし早くできるわけでもないです。あと、Office製品は使いづらいので私は嫌いです。
ひどいと「システム系の仕事してるならスマホのことも分かるでしょ?」なんて思われることも。世間の皆様にとっては、スマホもPCも同じなんでしょうか?

9. 何でもdiffをとりたくなる

GitなどのCVSを使っていますと、変更したファイルのdiffをとったり変更前に戻したりするのが非常に簡単になります。それに慣れると、「ちょっと修正したらすぐdiff」という作業を繰り返すようになり、何に対してもdiffをとりたくなるというか、diffをとらないと不安でしょうがなくなります。
Excelで作られた仕様書がメールで届くような場合も、「ちょっと仕様変更があったので改訂版を送ります」みたいな連絡が来たら、どこが変わったかdiffをとりたくてしょうがないです。最低でも「変更履歴」が記述されていてほしい(あってもたいがい正確には書かれてませんが)。我慢できないときは、変更前の仕様書と送られてきた仕様書を全部印刷して、同じページを重ねて透かしてみるくらいは普通にやります。
そして、その症状が末期を迎えると、テレビ番組に対しても似たようなことを望むようになります。よくニュースで「テロップの表記が間違っておりました」みたいな訂正文が読み上げられたりしますが、そういうときに「どういう表記が間違っていて何が正しいのか」がテロップで表示されないと、特に内容に興味が無くてもイラッとしてしまいます。「×以外→○意外」みたいな表示が欲しくてしょうがないわけです。これって私だけですか?

10. いろいろあるけど、この仕事やっててよかったと思う

好きなことを仕事にして、お金をいただける。無理を言われて頭を抱えることはあるけど、ユーザからの感謝の声が聞ける。変な仕様変更で納得いかないこともあるけど、会社の業務がスムーズに回っていることを実感できる。大変なこともあるけど、なんだかんだこの仕事をやっててよかったと思う。
でも、できれば仕様(要望)は「分かりやすく明確に」出してもらいたい。

Name of author

Name: よーすけ

Short Bio: 主にPHP開発をやってる社内PGです。

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